湿板写真、ポラロイドトランスファー、ゼラチンシルバーからお選び頂けます。
湿板写真は、フィルムがなかった時代に、ガラス板やアルミ板に液体薬品を塗って湿板(Wet Plate)と呼ばれる感光材料を作って撮影した古典写真技法です。日本では幕末時代に使用され、坂本龍馬などの写真が有名です。暖かいモノトーンと液体薬品によって起こる自然なムラなどが独特の雰囲気を作り出します。すべて手作業ですので、1枚として同じ写真ができることはありません。世界で1枚だけ存在する写真です。
中判カメラをつかって、モノクロネガで撮影します。撮影されたネガから手焼きでゼラチンシルバー(銀塩)プリントを作ります。今や廃盤となった貴重で特殊なバライタ紙を使ってレトロ調のプリントに仕上げます。ミュージアムクオリティのプリントですので100年以上色あせることはありません。